言葉を採集する
─ 街の景色を変えるための第一章 ―

 
商店街も少しずつ新たな街作りが始動しはじめた中、
コロナの影響でまた静まり返ってしまった状況下でアートを最大限活かし、
地域の人達と共に新しい視点で地域の現状や未来を語り合う場を創出する。
そうした活動のプロセスにより大きく変貌する市街地の風景の変化を
目の当たりにすることにより、自ら主体的に街に変化をもたらす。
言葉の収集のプロセスとアートを通して山形の意識を変えていく
 

第一章 -2020-

コロナ禍で人類にとって新たなる時代が訪れた。
「STAY HOME」はそれぞれが自分を見つめ、これからどう生きていくか考えるきっかけとなった。
新たな時代に向き合う人々の生き方を示した言葉を引き出し、採集し、保管する場をセッティングする。
言葉の採集と選択 山形の新たなる意識作りと街を変えるためのチーム作り
 
 

第二章 - 2021-

採集した言葉を山形から世界に発信する“対話するワンダーランド”へと変貌させ、
街に言葉をめぐる仕掛けを展開していく。
 
 
 

第三章-2022-

PINK WINDOWS PROJECT
山形という地を探りながら特定の色と言葉でアプローチする。
歴史的建造物や街をワンダーランドに変貌させ、県内外に山形の声を発信する。
 
 
 

原高史

東京都生まれ。現代美術家/東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科教授。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業、同大学院修了。ベルリンバイセンゼー大学。1990年代後半よりインスタレーション、プロジェクト、絵画作品を、ギャラリー、美術館、各国のビエンナーレで発表。2000年から文化庁在外研修、ポーラ美術振興財団在外研修にてドイツ・ベルリンに滞在。主な活動として、地域の人々とのコミュニケーションを通して得られた「ことば」を絵と共にパネルに描き、歴史的建物や、街や地域一帯の窓を埋め尽くす窓プロジェクト『Signs of Memory』を世界で展開。シンガポールビエンナーレ、ハバナビエンナーレをはじめ、国内外で作品発表。デザインワークでは企業、行政、教育機関でのサイン制作、企画、デザイン監修を行う。東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科では、学生と地域連携プロジェクトを手掛けている。山形大学医学部附属病院内サイン制作、山形県酒田市ミライニデザイン制作、パスラボ山形ワイバンズ、山形雪フェスティバル、東京ガールズコレクション等
webサイト:https://haratakafumi.com/